「この椅子使いますか?」ベトナムでの文化ギャップを感じた瞬間

ベトナム語:毎日の学習記録
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【不思議なカフェ体験!ベトナム文化の「おひとり様」事情】

ベトナムでの日常生活って、意外な発見やちょっとした文化の違いに出会うことが多いです。今日もそんな一コマを皆さんにシェアしますね!


満席のカフェで読書中…

ある日、僕はホーチミン市内の屋内カフェで、のんびりコーヒーを飲みながらお気に入りの本を読んでいました。
この日はほぼ満席で、お店全体がガヤガヤした雰囲気。周りの喧騒をシャットアウトするために、いつものノイズキャンセリングイヤホンを装着。音楽を聴きながら快適に過ごしていたんです。

そんな中、僕が座っていた二人掛けのテーブルに、男性がスッと近づいてきました。どうやら何か話しかけているようですが、イヤホンで全く聞こえない…。急いで取ろうとしたけど間に合わず、彼のジェスチャーに頼ることに。


その椅子、使いますか?

彼は椅子に手を掛けながら何か質問をしている感じ。
「この椅子使ってもいいですか?」って聞いてるんだろうと勝手に思い、大きくうなずいて「どうぞ」と合図をしました。

でも、彼は椅子を持っていかず、グループに戻っていったんです。「あれ?」って思いましたよ(笑)。普通、椅子が足りない時って、「使ってもいいですか?」って聞くじゃないですか?


ベトナム的な「おひとり様」事情

そこで気づいたんです。彼が聞きたかったのは、「この椅子、あなたの友達が使う予定ですか?」ってことだったんじゃないかと。僕は「うんうん」って頷いたもんだから、彼は「じゃあ使えないな」って判断したんでしょうね。

ここで感じたのは、ベトナム人の「おひとり様」への配慮です。
ベトナムでは、一人でいる人を見ると「かわいそう」と思ったり、一人でご飯やカフェに行く文化があまり強くないんですよね。
例えば、食事の席でも、友人や同僚が食べ終わるまで一緒に待つのが礼儀だったりします。

だから、彼は僕が一人でいることをちょっと不思議に思い、「誰か来るの?」って前提で質問したんだと思います。


最後は椅子を譲って無事解決!

その後、僕は「あ、この椅子どうぞ」と彼に伝えました。なんだか、ちょっとした勘違いから生まれた、ベトナムならではのカフェ体験でしたね。ベトナムの温かい人間関係を感じつつ、ちょっぴり不思議な文化の違いも楽しめた一日でした!

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